インスタントばかり
もつと豊かなコーヒーを
機内食サービス
コロンビアでのコーヒー豆の買い付けを終え、ニューヨークに向かうコロンビ
アの航空機(ア
ビアンカ航空)の中のこと。機内食のコーヒーを飲んで驚いた。コロンビア産
に違いなかったが
、コロンビア産のネッスルのインスタントコーヒーだった。マイルドコーヒーの代表として評価
の高いコロンビアコーヒーの本物が飲みたかったのに・・・・・。
今度中南米の旅では八社の航空機を乗り継ぎ、計五十九時間乗った。その間
、十三回に及ぶ機
中食のサービスを受けた。FOOD記の最後に、 機内のコーヒーについて書
いておきたい。
ニューヨークからアイアミまではアメリカ航空、ご多分に漏れず、アメリカン
コーヒー。フレ
ッシュコーヒーたっぷりだが、味は薄味。マイアミからガテマラまでのタカ航
空もインスタン
トコーヒーだった。ガテマラからパナマへのコム航空も、困ったことにインス
タントコーヒー。
フレッシュコーヒーが出来ない一因として、機内の厨房にマシンの設備がない
古い機種の航空
機ということがある。スペイン語圏なのにドアにアラビヤ文字や英語が書いて
ある。つまり中
古機を使用しているのだ。
設備のない古い機種にもかかわらずフレッシュコーヒーをサービスしてくれ
たのが、ユナイ
テド航空。ニューヨークからワシントンまでの二十七人乗りの小型機だったが
、コーヒーパッ
クの小袋を使い、フレッシュなコーヒーを入れてくれた。
帰路、ニューヨークから成田への日本航空は、最新型のボーイング747型
100。これに
は街のレストランが揃えるのと同じコーヒー抽出マシンの設備があり、機内食
会社が入れたコ
ヒーを保温するだけの従来のものから大きく進歩した。
私は二十年前から中南米への旅を続けているが、十年たってやっと日本航空
は街のコーヒー
店に追いついたと思う。今後長距離便の航空機には、もつとコーヒーメニュー
を豊かにし、街
のコーヒー店に負けないくらいのバレエティーメニューにしてもらいたい、そ
う願っている。